花びらひらひら

 5つ町があったらその中の1つか2つの町には大抵あるような、無名な桜の並木通りがアトリエの近くにあります。満開でも誰が花見に来るわけでもないので静かなもの。そういうところを毎日通り抜けていると今日は2部咲き今日は5部咲きとただの通りも楽しみなものになります。
画像

 そんな道も今日は満開。こんな日は出かけなくては。いつもは20秒の並木道を200秒くらいかけて通り過ぎ、友人たちの展覧会へ。
 一つめは渋谷のギャラリー・ルデコでのグループ展。最終日。高校生の時からの付き合いの高橋学説君が出品していました。彼は呼吸をキーワードに、独自の視点で変形させた動物などをモチーフしたタブローをアクリルで描きます。新作は今までになかったカタチが登場していました。作家がいるときは話すと色々聞けて面白いですよ。個展が楽しみです。
 彼と奥さんと連れ立って二つめの展覧会へ。代々木上原にあるギャラリー上原での楯とおる君の個展へ。彼はこの画廊企画の展覧会で知り合いました。この個展は作家がギャラリーに3週間ほど滞在、もしくは通い、その場で展示だけでなく、公開制作やワークショップ、パーティーや寝泊りまでするというユニークなものです。楯君は外から見える大きなイーゼルに大きな作品を立てかけて制作中でした。横に来場者が魚を勝手に描くという企画の絵があったので学説君と自分が描きこんできました。彼は大きな蛸。自分は小さな骨の魚。リラックスした雰囲気で入りやすい感じの個展でした。詳細はこちらからhttp://www.galleryuehara.com/
画像
写真は蛸を描く学説君。周りの絵は楯君のです。

 代々木公園の桜を眺めた後、帰りに一人で三つ目の展覧会へ西荻窪に足を延ばしました。
 SAWYER CAFEでの個展。http://sawyer.nishiogi.biz/
 このカフェでも展覧会をやらせてもらったことがあります。朝までやっているカフェなのでのんびりでも安心。都心で終電を逃すと朝までお世話になったりすることもあります。レコードいっぱいで綺麗な店内です、ここで聴いて購入したCDもあり。粋なマスターと手料理が美味しいcomyさんがいらっしゃいます。つい長居してしまう場所です。展覧会も良かった。妃香利さんはギャラリー上原で知り合いました。油彩水彩パステルと素材は違えど自然光を感じる温かみのある絵を描いていました。小さなパステルの作品が特に惹きつけられる感じがしました。
 どこへ行っても桜が目に入り、また花見人がいた1日でした。
 舞う花びらのごとくひらひらと(ふらふらと?)展覧会場を渡り歩いて帰宅。
 展覧会をはしごしていると作品が人や場所を繋いでくれるのだなあとつくづく思います。目には見えない豊かな広がりがいつの間にかある、というそんな輪のようなものを感じます。可動性の輪です。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック