紬のかけらとちょっと一口

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 絹で織られた絣や縞の色とかたちの断片がランダムに組み合わせれているのが面白くて、小さな布の束を松本クラフトフェアで手に入れました。陶器などもたくさんあったけれど結局これが気に入った、ぴんと来る出会いはその瞬間になってみないと分かりません。
 小千谷紬(おじやつむぎ)という江戸時代から始まった伝統的工芸品の正絹紬のはぎれとのこと。見た目は独特の光沢があり、手触りはあっさりとしていて気持ちいい。気軽な外出着や家庭のお洒落着だそうですが、それにしてはこれが全身にあしらってある着物を身に纏うのを想像するとかなり攻めている感じがします。
 これを使って何かを作るつもりではなくただ欲しくて手に入れました。そういう必要のないものはどんどん増えていきますが近くに置いておきたいものは理屈ではないので仕方ありません。
 多い方が面白いと思って60枚ほど持って帰ってきました。ぱらぱら見ていると飽きません。職人さん達の絣の色の組み合わせやカタチの飽くなき工夫が凝縮されている感じ。

 夜は田んぼのど真ん中の納屋を改装した小さなレストラン、「ル・さんざ・プリュ」。ちょっと一口という意味だそう。
 旬の素材を主に地元から選び、とても美味しく料理してくれるレストランです。なのでメニューは飲み物以外ありません。
 目の前の畑で取れたアスパラガスの揚げ物、庭に生えているみょうがだけの寿司、近隣農家の豚とカモシカ(!)のコロッケなど飽きないメニューを次々に平らげながら日本酒。旬のものをとれたての時に上手く料理して口に入れるというのはなんという贅沢かと思います。控えめだけれど気さくなおもてなしも嬉しく、満足な帰り道でした。

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