スケッチ旅Ⅰ

 避暑しつつスケッチをしようと新潟は妙高高原へ。
 高校1年の夏休みに風景合宿をやったのをきっかけに、また近年お世話になり始めたスノーグースというペンションに泊まりました。
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 相変わらず親切な御夫妻が出迎えてくれました。中も外も綺麗な建物。
 当時油絵具やキャンバスを持ち込み合評会を夜までやらせていただいた記憶があります。普段と違う環境の新鮮さに意欲を刺激されまくり、短期間故の制約はむしろ集中力や瞬発力を養ってくれたように思います。イマ、ココで描き上げるんだ、という勢いを伴った絵との向き合い方は部屋でじっくり計画を練って好きなだけ描くのとは違う味わいがあるようです。
 日常生活の煩わしい諸々の事に引き戻されずに外で1日中制作し、合評や雑談の中で友人らと関わるのは気持ち良く、年に一度だったにも関わずとても印象深く覚えています。

 着いてすぐに近くのいもり池へ。1周500~600mの睡蓮の池。池の淵には樹木や草が生い茂り妙高山が見える美しい場所。絵を描いている人写真を撮っている人散歩している人。良く晴れて遠くまで見えるのと引き換えに暴力的な日差しでした。ここ最近暑さが続くとのことで避暑は断念。
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 池の淵に立ち睡蓮を描いていたら夢中になって気付くと3時間。ちょっと頭クラクラ。ペットボトルの水は何時の間にかお湯に変わっていました。
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 ペンションも周りの環境もよく覚えているので初めて訪れた時から10年以上経つなんて信じられず、自分が成長していないのかと訝しく思いましたが、50代の先輩も自分が思い描いていた50歳はもっと大人の筈だったと言っているのを考えると、実際の歳と本人の気持ちには完全に埋められない溝が付いて回るようですね。
 死の床で、あれおかしいな、もっと大人になる筈だったんだけどなあと思いながら白髪頭の子供は目を閉じるのでしょうか。

posted by saitoyuki at 23:56気持玉(0) Comment(0)TrackBack(0)

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