したむ
東急百貨店たまプラーザ店アートサロンの初の個展「野をしたむ」終了しました。
いつもと同じく応援してくださる方々や、懐かしい友人や大学の後輩、遠方から楽しみに駆けつけてくださった方もいてあっという間の会期でした。準備に比べて展覧会は本当に駆け抜けるように過ぎゆくといつも思います。
作品をお持ち帰りしていただくのは自分の手を離れて、その人の中で新しい居場所が出来たのだと感じ、作品の新たな旅立ちに胸が熱くなります。また、そうならなくとも、会場で実際に自作を前に率直な感想や意見を言ってもらえるというのはそれだけでとてもありがたいことです。引き篭もっていては分からないことが沢山。引き篭もっている時に分かることもあるので両方とも大切にしていきたいものです。
ところで庭に咲いている植物をお持ちいただいた方のおかげで、空き時間に会場で随分スケッチ出来ました。花屋さんに売っていないこういう野の植物然とした顔ぶれは今回の展覧会にも合っていて、惹かれるポイントが多くあるように自分には感じました。