テーマ:銅版画

夏の展覧会と制作

 夏のガラス絵展は大分のみさき画廊。会期は長く、今月25日までやっています。ガラス絵と言っても作家ごとに表現は異なります。技法を限定することでテーマが浮き彫りになりやすいとも言えます。  連日暑く、リトルクリスマス版画展の制作も佳境。  最近は銅版画からは少し距離があったのでエディション刷りをしながら感覚を取り戻していま…
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京都の個展の日々

 今回の虚京都の個展はオープン以外の時間が沢山あるので京都散策。  清水寺は改修中。足場が凄く良い。  以前行った投入堂を思い出しました。  飾り付けはこのような感じ。過去作の銅版画がとてもはまる場所で、こういう機会、巡り合わせはありがたいです。今までの様々な展覧会とは明らかに異なる雰囲気です。
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ザ・美術骨董ショー2019終了

 「ザ・美術骨董ショー」終了しました。  百貨店や画廊とは異なるお客さんが沢山いらっしゃって毎年楽しい。  普段ペルシャ絨毯を扱っている専門家が和紙に刷られた小さな銅版画を持ち帰っていく縁の面白さ。  先月初披露した他作家とのコラボドローイングも新たな額装で飾りつけ。足を止めるお客さんが多く好評でした。  自分も唐津と備…
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飾り付け完了。

 展覧会始まります。  話していると、制作や作品のことで他の2名の作家とも通じる部分があって面白い組み合わせです。  ミチヨさんは齋藤と同じく針を用いて黒に白を刻んでいく作品、スクラッチ。長谷川さんは黒に白を作りますが針ではなく銅版を滑らかにしていく、メゾチント。そして齋藤は白に黒を針や銅版で描いていきます。
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漆黒のアート

 4月17日(水)~23日(火)、伊勢丹府中では初めての展覧会をします。「黒」をテーマにした3人の作家の展覧会です。  ミチヨさんはスクラッチ、長谷川さんはメゾチント、自分はペンや銅版画を中心に飾ります。  油彩からデッサンやドローイング的なもの、銅版画などの方に惹かれていった自分にとってはモノトーンは今の作品の軸足でも…
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「リフレクション」オープニング

 「リフレクション」に在廊し、オープニングを迎えました。アートギャラリーミューズは秋から年末にかけての「リトルクリスマス~小さな版画展~」で毎年お世話になっています。  箕輪さんの学生時代からのミューズ秘蔵の大作銅版画で盛り上がっていると、徐々にお客さんが集まり駐車場は満車。  ここでは初めて発表するガラス絵や、作家側も試み…
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リフレクション

 前橋、アートギャラリーミューズで展覧会をします。リトルクリスマス以外では個展以来なので3年ぶりです。  「リフレクション」という言葉には、反射、反響、熟考、内省といった意味があります。  左右反転する銅版画や、裏側から絵を描くことで前後も反転するガラス絵を普段から制作する4人の作家による展覧会です。  今回はそれらを…
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扇子の虎制作裏話・第5話

 インクが乾いたら扇子に貼り込みます。このままも綺麗ですが、直接手で触れることを想定すると、保護したいところです。そこで柿渋登場。  柿渋は1回塗りでは紙に染み込んでしまってあまり効果がないので、乾かしては何度か塗り重ねます。だいたい3回目くらいから艶が出始めます。7回ぐらい重ねると絵が見えなくなってきます。紙と絵と柿渋の…
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扇子の虎制作裏話・第4話

 始めの試し刷り。大まかな絵の方向は決まりました。ここから直接削ったり彫ったりが始まります。  そして最終の試し刷り。違い分かりますか。  本刷りは極薄の漂白雁皮紙。インクを詰めた後、霧吹きで版に水を撒き、その上に和紙を密着させ、水を丁寧に抜きます。伝統的な雁皮刷りの場合はこの上に糊を塗って台紙に刷り同時に張り込みま…
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扇子の虎制作裏話・第3話

 今月15日で、阪神梅田での元旦扇子販売企画は終了しましたが、制作メモは続きます。  全て描き(掻き)終わり、腐食後、グランドを一度全て洗い落とします。  今度はグランドよりもどろっとしたマスキング専用の黒ニスで描いていきます。こうやって技法を明確に分けて進めることで、複数のタッチで描くことが出来ます。  直線…
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扇子の虎制作裏話・第2話

 版下を描いて絵が決まった後、銅板の準備です。枠が決まらないと頭が動かないので、板ごとカットして、どんどん進めていこうという単純な発想です。  実は糸鋸がないことに気づき、ホームセンターへ走りました。今まで曲線をカットしてこなかったんですね。新しい1歩です。  この、扇型の状態にするのにとても苦労しました。1日で終わらな…
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銅版画の制作工程(下)

https://mvwtenji.wixsite.com/mvw-hp/single-post/2018/10/19/%E9%8A%85%E7%89%88%E7%94%BB%E3%81%AE%E5%88%B6%E4%BD%9C%E5%B7%A5%E7%A8%8B%EF%BC%88%E4%B8%8B%EF%BC%89  これで舞台裏…
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銅版画の制作工程(中)

https://mvwtenji.wixsite.com/mvw-hp/single-post/2018/10/12/%E9%8A%85%E7%89%88%E7%94%BB%E3%81%AE%E5%88%B6%E4%BD%9C%E5%B7%A5%E7%A8%8B%EF%BC%88%E4%B8%AD%EF%BC%89  銅版画の制作…
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銅版画のTP(試し刷り)

 MVWのブログの方に、銀座三越の際に出品した銅版画、「横ぎる雉」の制作過程を解説付きで1枚ずつアップしています。今回はTP(試し刷り)3まで。描きすぎて真っ黒になってしまった版を削り、再スタートするまでの流れです。  予想通り簡単に、とはいかなかった分、愛着もある作品です。それは私の、銅版画との出会いから現在までの格闘とも通じるとこ…
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玄兎あそび

 中秋の名月。  に合わせたわけではないですが、この作品は来月から年末にかけて全国で開催されるリトルクリスマス版画展にて実物をご覧いただけます。ご興味あれば、是非お近くの画廊でお求めください。  今年のテーマは「芽生え」。芽生えと、開花、種子を作り、また新たな土地へ・・・。植物のことでもあり、人の描くイメージにも共通のものがある…
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銅版画制作工程

 竹ペンで描画。  その後防食剤(グランド)を塗り、乾いた後水で洗い流すと、竹ペンで描いた部分の銅が露出し、腐食出来るようになります。グランドを浮かすので、リフトグランドエッチングと言います。  更に点描などを針で描き足してから腐食。何度か繰り返して出来た版がこちら。  インクを詰めた後、版の、…
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自由自在な線

 ヨルク・シュマイサー展へ。  まだご存命だった頃に、お会いした記憶が蘇ります。温かな眼差しをした物静かな方でした。学生時代に展覧会を拝見したくて1人で夜行バスに飛び乗って0泊2日。勿論自作を背負って。早く着きすぎて画廊が開いていなかったので、伏見稲荷へ寄り、わくわくしつつ会場へ。  旅をして、その素描を制作の主軸に据える作者の豊か…
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埼玉で飲む

 「埼玉ゆかりの作家たち」展覧会初日は、まず柳沢画廊での作品を見た後、作家たちとコレクターさん、柳沢さんと、作品を飾っているうりんぼうへ向かいオープニングという名の飲み会。折しも雷を伴った大雨。齋藤はその土砂降りをもろに浴びて身体が冷えたので、埼玉の日本酒直実の熱燗。締めに卵かけごはんを注文した際に、ちらちらこちらを見ている人。なんとそ…
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埼玉ゆかりの作家たち

 柳沢画廊企画で、「うりんぼう」との同時開催展をします。銅版画を出品します。うりんぼうは浦和にいく時に時々行く飲み屋で、元々柳沢画廊で個展をしていた際に、女将さんに見に来ていただいてからのお付き合いです。はきはきと、大抵お一人で切り盛りしています。店構えが独特、とても狭い出入り口から鍾乳洞へ入っていくかのような雰囲気ですが、座敷に到…
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銅版画と植物の間で

 最近ほっておいたクワズイモがふと見ると種をつけていました。花はよく見かけるけれど種まで見れらるのは珍しい。植物が身近にあると、お~毎日生きてるなぁと感じ、その成長に元気をもらいます。  アトリエではここ最近はずっと銅版画を数点制作しています。  構図は先に決めてあったので迷わず、版も順調に、そして刷りで長考・・・。未熟なので、…
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真夏に思うクリスマス

 リトルクリスマス版画展2018の作品を制作中です。今年のテーマは「芽生え」。去年までの作品を並べ、振り返ります。  第1回めからがっつり絡んでいるので、もう8年やり続けてきました。自分なりにあれこれと創意工夫し、前年度までにやってきたことの繰り返しにならないよう、何かしらの挑戦を毎年してきたつもりです。今年は銀座三越の個展で取り…
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四角い竹籠

 骨董が好き、というわけではないのですが、古いものの中に強く惹かれるものが時折あります。そういうものをぶらぶら見るだけでもそれなりに楽しめるので時々骨董市へ。今回は町田天満宮がらくた骨董市。実はこの骨董市は毎月1日にやっていて、たまたま先々月に行ってみたらいい籠が安く手にはいったのでその追加が主目的。    この写真のお兄さんの、奥…
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SNSのメモ

 再来月に銀座三越にて個展が決まったので、それに向けた制作を進めています。  相変わらずの制作の日々で、つい書き忘れてしまうこのブログですが、もう少しやっていこうと思います。作品を楽しんでくれる方に、こんな感じで作品が生まれていますという報告と、自分のやっていることをちょっと離れたところから整理してみるという理由(アトリエに一人だと、…
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underwater

 青梅の蔵をリノベーションしたレストラン「繭蔵(まゆぐら)」  2階の広い空間で展覧会をします。  underwaterと題し、3名の作家がそれぞれの捉え方で飾りつけます。    栗原ありさんは、ダイビング体験を活かして水中の生きもののユーモラスな表情を陶芸で鮮やかに焼き上げます。  水中から引き剥がされた地層のような…
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1人で大人と子供

 伊勢丹浦和美術画廊の4人展「風は西から」終了しました。地元の展覧会。地元のメディアに取り上げてもらったり、知り合いがお子さん連れで来てくれました。子供が多いということが前回よりも記憶に残りました。よく動き回るようになったからか。彼らの成長に合わせてワークショップが出来たら面白いかもなぁとふと思いました。  後日のこと、作品を…
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野をしたむ

 横浜では初めての個展です。非常勤講師を辞してから1年。不安もありましたが、まったく縁がなかった場所で展覧会を企画していただけるようになりました。  今回の個展「野をしたむ」では銅版画を中心に、ガラス絵、コラージュを、新作を含め50点以上出品予定です。  東急田園都市線の駅名をきっかけにした連作も出品します。あざみ野、鷺沼、つくし野…
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オクルス

 庭で見かけた蜘蛛の巣を観察していて、作品を作ろうと去年末辺りから描き始めました。向こう側にある空が透けて見える、そのこちらとあちらの間に張られているということに興味が絞られてきました。 向こう側にあるものが空から射す光ならば、それは「天窓」になります。ローマのパンテオンのドーム頂上部の、円形の開口部をオクルス(眼窓、円形窓)と…
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リトルクリスマスの小さくはない思い

 昨年のリトルクリスマス版画展の返却作品の、全国の作家への梱包&発送と今年の企画の話し合いをしました。  全国のお客さんの反応、飾り付け、連絡の話などをお互いに交換反省。そこで出た何気ない話題から会話が膨らんで、またそこから話し合い。作業も大事ですが、そういうことこそが、集まってコーヒーを囲んでいると直接出来るのがいいところ。そういう…
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宇宙標本補足

 前回に引き続きSpaceSpecimensの刷り上がりなど。  これは途中段階の試し刷り。  そして  これがエディションとして決定し60部刷りあげたものです。セピア調。かなり密度が高くなっていますね。    来場者の方々にグランドを剥がすという制作の一部に関わっていただき、自分はその痕跡の深さ等を腐食で決め…
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宇宙標本の刷り方

 今週は積雪と体験銅版「SpaceSpecimens」のエディション刷り。その合間に細々したことに追われているうちに終わっていきましたがなんとか60枚プラスT.P(試し刷り)数枚を刷り終えました。    こんな手順で刷っています。  インクをゴムベラで一度銅版全面に乗せます。凹部に詰めるイメージ。  それを寒冷紗とい…
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