夏の展覧会と制作

IMG_1345.JPG  夏のガラス絵展は大分のみさき画廊。会期は長く、今月25日までやっています。ガラス絵と言っても作家ごとに表現は異なります。技法を限定することでテーマが浮き彫りになりやすいとも言えます。  連日暑く、リトルクリスマス版画展の制作も佳境。 IMG_1350.JPG  最近は銅版画からは少し距離があったのでエディション刷りをしながら感覚を取り戻しています。 IMG_1370.JPG  そして和紙にペン。静かに線を重ねていく。
posted by saitoyuki at 01:51Comment(0)

「リフレクション」オープニング

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 「リフレクション」に在廊し、オープニングを迎えました。アートギャラリーミューズは秋から年末にかけての「リトルクリスマス~小さな版画展~」で毎年お世話になっています。  箕輪さんの学生時代からのミューズ秘蔵の大作銅版画で盛り上がっていると、徐々にお客さんが集まり駐車場は満車。  ここでは初めて発表するガラス絵や、作家側も試み自体が初のコラボのドローイングなどに興味を持っていただきほとんど終始その話をしていました。それらと共に馴染みの銅版画や、菅野さんの絵本など各作家の作品にご予約が決まり、良いスタートになりました。 新たな試みも含め面白がってくれる度量があるお客さんたちはありがたいです。 https://www.agmuse.co.jp

リフレクション

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 前橋、アートギャラリーミューズで展覧会をします。リトルクリスマス以外では個展以来なので3年ぶりです。  「リフレクション」という言葉には、反射、反響、熟考、内省といった意味があります。  左右反転する銅版画や、裏側から絵を描くことで前後も反転するガラス絵を普段から制作する4人の作家による展覧会です。  今回はそれらを中心にした作品群に加え、それぞれが別の作家の銅版画に手を加え(上描きし)、この展覧会の為のコラボレーションとして作った1点もの作品も出品します。  このコラボレーションは、銅版画作家の制作過程からの発想です。銅版画は、完成の本刷りに入る前の段階で、多数の試刷りが生じます。それは色や描写、構図などのイメージを確認する為のものです。その試刷りの紙にメモしたり、試し描きしつつ製版を進め完成に向かいます。そこに他者のイメージが加わった時にどのように作品が方向転換し、違った道へと展開していくのか。本人が制作した元の版画と、他の作家によるイメージの展開をしたドローイングを並べて飾る予定ですので、1人が独断で制作していくものとは一味異なる趣として楽しんでいただけたらと思っています。  4月7日(日)の17時からはオープニングレセプションも開催されます。当日は私も含めた3人の作家が来廊し、自作や展覧会についての詳しい解説なども出来ますのでお気軽にお越しください。 https://www.agmuse.co.jp

個展「行き交ふ」を終えて

 気づいたら梅満開。
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 今日は次の展覧会の話し合いでいつもと違う道を歩きました。1週間自宅と伊勢丹浦和を往復していた生活もひと段落。自転車で往復してはいましたが、案外同じ道ばかりだと季節に疎くなるのか、個展に意識が向いていたせいなのか。  齋藤悠紀作品展「行き交ふ」終了しました。久しぶりに地元での個展だったので知り合いも多く来場してくれました。この会場では初めて発表するテーマや素材の作品もあったせいか興味を持って見に来てくれた新しいお客さんも多かったです。  ガラス絵は新旧作完売。その上、コラボレーション企画で少し大きめのガラス絵の依頼もいただきました。(詳細はまたの機会に。)  ペンやテンペラ、紬、金箔などで描いた1点ものも手応えのある反応をいただき、新作への意欲が湧いています。  銅版画を軸にしつつ模索してきた1点ものの制作が形になり、個展が成功した事に自信がつきました。  作品を購入していただいた方、見に来てくれた方、ありがとうございます。

飾り付け

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 張り詰めた空気が少し緩んだような気がします。梅も咲いています。  個展の飾り付けをしました。スタッフの方のてきぱきした動きにいつも助けられます。  
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 展覧会前に東京新聞と朝日新聞に取り上げてもらいました。これを機に興味のある方々と出会いがあると嬉しいです。
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 個展は明日(20日)から。 https://www.isetan.mistore.jp/urawa.html

ガラス絵ウラオモテ(下)

https://mvwtenji.wixsite.com/mvw-hp/single-post/2018/11/16/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9%E7%B5%B5%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%AA%E3%83%A2%E3%83%86%EF%BC%88%E4%B8%8B%EF%BC%89  ガラス絵の仕上げ。今回は紬布ではなく染めた和紙を採用。

ガラス絵ウラオモテ(中)

https://mvwtenji.wixsite.com/mvw-hp/single-post/2018/11/09/%E3%82%AC%E3%83%A9%E3%82%B9%E7%B5%B5%E3%82%A6%E3%83%A9%E3%82%AA%E3%83%A2%E3%83%86%EF%BC%88%E4%B8%AD%EF%BC%89  BOX型ガラス絵の2層目。小さな鯉が黄金の滝を上る。

虎を放つ

 竹内栖鳳の展覧会を見に行った際に、屏風の虎が出品されていたので、その前に立ってスケッチしておきました。
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 絵そのものへの関心もあることはあるのですが、今回はこの「屏風の虎を放つ」という側面から制作に取り組みたいと思いました。一休さんは、虎を出してくれと将軍様に言い放ちましたが、彼ではなく絵師なら出せますよ、というとんち返しです。虎は日本、アジア圏では屏風や障子、衝立のモチーフとしてかなりメジャーで、様々な紋切り型の構成が、歴史を超えて散見出来ます。つまり人々の頭の中にイメージの虎が棲んでいるとも言えるのではないでしょうか。それぞれの文化的な視点や、影響などが見受けられ、とても興味深いです。しかし虎を屏風から出している人はいないようです。  今年も、阪神梅田本店での展覧会の機会に恵まれたことをきっかけに、自分の「屏風の虎」シリーズを制作することにしました。月末にはある程度まとめてご覧いただけるように日々制作しています。  
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   虎を野に放つ、は力を自由に発揮させるままにしておく意と、そこに危険を含むことを指しますが、果たしてどうなることやら・・・。

ガラス絵の重なり

 ペン画を中心とした展覧会ではありますが、数年前から始めたガラス絵もテーマに合わせて去年までと細工を変えたものも制作しました。
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 正面からの写真だと分かりにくいのですが、斜めからアップで写すと本物の印象が分かるかもしれません。
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 二重になっているガラス絵です。鑑賞する際の最下層には、紬をあてています。  時間や空間を超えた、心理的な現実の多層性をテーマとしているこのシリーズにおいて、ガラス絵はそのままやっても素材の特性が活かせるのではないかと閃き、試みています。おかげで撮影が難しくなりましたが、その分現物をご覧いただければと思います。

広島MVW

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 初のカプセルホテルに8連泊。不安でしたが、ここの倍近くするビジネスホテルなどより断然清潔感あって快適でした。広島MVW展終了して埼玉に戻ってきました。  来場者の投票結果。個人戦では2位!(珍事!)でしたが、団体戦では紅組勝利だったので、夏の広島に再訪するのは女性作家達に決まりました。毎年の恒例になってきたようで広島の方々来場者の方々にもお馴染みのお顔もちらほら。ありがたいことです。
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 参加作家側は、初めて百貨店で展覧会をする作家や、現役の美大生などなど年齢も出自も扱う素材も異なる作家同士ですが、展覧会をしていると作品を挟んであれこれ話します。同じもの作りでも、どこに立って何を目指しているのかというのは分からないもので、それがとても興味深いです。会場外での顔もまたそれぞれ、色々考えて背負って結局独りで作品を作って飾っているという現実が妙に温かく感じます。ひとりでの不安を少しでも癒すものがあるとすればそれはむしろそういう厳しい現実なのではないかと思います。あと、美味しいコーヒーも!
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picture painted on glass

 夏まっさかりに展覧を企画していただきました。大分県のみさき画廊です。リトルクリスマス版画展(LC)でも毎年お世話になっている画廊です。LCに参加している作家もそうでない作家もガラス絵という共通項で一同に飾る催し。こういう趣の展覧会は自分にとっては初めてで、大分の方にどう受け止められるかという楽しみもあります。  レトロな雰囲気と小さく封じ込められたような独特な雰囲気を持つガラス絵。  大分にお越しの際は是非。
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2017年8月3日(木) ~27日(日) 12時~18時半 水曜、13日~16日休廊 みさき画廊 http://www.misakigallery.jp

美術・骨董ショー2017

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 御成門駅からすぐ。東京タワーの目の前、東京プリンスホテルにて、美術・骨董ショーのブースに出品しています。海の収集物系のテーマのガラス絵とコラージュです。  本日初日でした。5日まで毎日います。面白いものが沢山あって目移り必至。
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広島旅

 広島MVW展は干支似顔絵色紙プレゼント企画も手伝って、多くの方が来場してくれました。以前発表した際に見ていてくれた広島の方が再び来場してくださったりといい一週間でした。そもそも川と路面電車のある土地が好みなので、朝、旅館を出て八丁堀の百貨店を目指して歩く時間も快活な歩みでした。  出品メンバーは初めてお会いする作家も多く、作品もさることながら人として面白い方々に恵まれ和気あいあいとした会場でした。  自分は福屋初出品ということもあって過去からの銅版画の小品を沢山持って行きました。それに新作のガラス絵も。
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 奥まった場所をいただいたので思い切って個展のように飾りました。  来場者の投票結果は紅組に敗れたので、夏にもう一度展覧会をするのは女性作家陣に譲ることになりましたが、また年末に行けたらと思います。  朝、恒例の宮島参り。今年は初めて宝物館にも入ってみました。  トリカブト。
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 潮が引いている時はむこうの街まで歩いていけそうな広々した遠浅。それが鳥居を写すまで満ちてくるのも楽しめる、という時間を含んだ出来過ぎな美。
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MVW’16

 12月15日(木)~12月21日(水)、福屋八丁堀本店7階美術画廊にて、MVWという展覧会をします。  「Men VS Women」です。年末の紅白歌合戦のような感じで作品を競い合う、という企画。100点以上作品を飾ります。実際に来場の方が投票するそうで、ハラハラ。  銅版画とガラス絵を出品します。ここしばらく絵の中に登場するのは朝顔や蜘蛛。秋~初冬にかけてかなり庭で見かけて、何気なく描きたくなったのですが、描いてみると朝顔は案外頭の中のイメージと目の前で咲いている花とのギャップがありました。上へ上へとか細い蔓を足がかりにして登っていく。咲かせたりしぼめたり。蜘蛛は幸運と共に降ってくるという意味合いもあるそうです。
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 17日(土)と18日(日)はメンバーが新年の「干支色紙」を目の前で描いてプレゼントするイベントもあります。こちら無料ですので、人気作家は行列必至ですね。即興で描くのは好きです。盛りだくさんな展覧会で今からわくわくします。お近くにお越しの際は、是非寄ってください。 福屋:広島市中区胡町6-26/電話(082)246-6111

展覧会を渡る

 大阪の展覧会を終えて関東に帰ってくるとすぐにリトルクリスマス版画展の関東で行けるところへ。まずは横浜art truth。ここは今年初参加の横浜のギャラリー。神奈川代表です。石川町から歩くと様々なショップがどことなく垢抜けている印象。橋を越えて中華街の入り口では何か撮影をしていました。ギャラリーは少し静かな路地にありましたがぽつりぽつりとお客さん。ここを通勤の帰りに寄って気に入った絵を買うというサラリーマンの方と話す。
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 群馬代表は毎年お馴染みギャラリーミューズ。今年も地元の方々に囲まれて賑やかなパーティー。一晩泊まって次の日は社長の運転で前橋観光をさせて頂くという贅沢。
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 気になっていた原ミュージアムARCへ。印象を一言で表すと贅沢な場所でゆっくりアートを楽しむ、という感じ。牧場に隣接した芝生の広大な丘に磯崎新の洒落た黒い建築。中のアートも聴覚や動いて楽しむ体感型のものや時間とともに変化するものなど平面作品だけではない、また一変して和風のコレクションを見せる離れの館もあります。点数はそれほど多くもないけれど、かなり満足感があるのは質の高さとその見せ方、また環境そのものの落ち着いた雰囲気があるからなのでしょう。
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 その後水沢観音で紅葉を見て、古墳などに寄りつつ帰宅。
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 そして今日から浦和伊勢丹にて金銀箔展という展覧会に出品中。  金銀箔を使用した作品限定ということで、コラージュ作品と、ガラス絵に金箔を用いた作品を15点ほど飾っています。20日(日)の13~14時には細迫さんによる箔のミニ講座をしますので箔に興味ある方は是非参加してください。
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また会期中ですが、19日(土)には同じく浦和の柳沢画廊のリトルクリスマス版画展&柳沢雑貨店もオープンしますので気になる方は是非浦和へ。掘り出し物が見つかるかも・・・。土曜日の柳沢画廊のパーティーは17時半からで、齋藤も参加予定です。

薫風展'16 阪神梅田本店

 「薫風」という全員20~30代の若手男子の展覧会に2年ぶりに復帰します。  普段はそれぞれが異なる場所やジャンルの作家活動をしている5人が百貨店での展覧会に臨み、社会的なプロの作家として各々が独立していくことを目指してその期間だけ一緒に切磋琢磨するユニットです。メンバーの入れ替えも頻繁ですが、グループとして大きくしていくことが目的ではないのでむしろ真剣勝負の場が成立している結果でもあります。  非常勤講師をしつつの参加が厳しくなったためしばらく身を引いていましたが「作る」だけではなく「届ける」のも作家の仕事だという実感が視野を広げていったことと、作品にまつわる多くの周りの方々に支えられて退路を断つという結果になりました。薫風にも新たな気持ちで取り組んでいきます。  場所は大阪、阪神梅田本店。ここでの展覧会はやはり薫風として参加したことがあり2度目です。その時は案内状を見て楽しみにご来場してくださった方もいてとても温かい印象でしたので今回も楽しみです。新作含む銅版画、ガラス絵、コラージュ作品20点あまり出品予定です。  全日在廊します。  「薫風展」  11月2日(水)~8日(火) 連日午前10時~午後8時  阪神梅田本店 9階美術画廊(最終日5時まで)
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薫風公式サイトはこちらから http://kunpuinfo.wixsite.com/kunpu-homepage 阪神梅田百貨店はこちらから https://www.hanshin-dept.jp